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コナミ日本シリーズ2012 第4戦 巨0-1x日

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0対0が続く、日本シリーズらしい緊迫した好ゲームでした。しかし日本シリーズは勝たなければ何にもなりません。内容より勝つこと。勝てなかったのですから、収穫は無しといってよいでしょう。
打線が繋がらなかったのは第3戦と同じ。全く成長改善が見られませんでした。

初回、長野が幸先よくヒットを放ち、松本が一発で送りバントを決めた時は「いけるかな!?」と思いましたが、坂本がチャンスを広げたあと、高橋由・村田が連続で凡退。ちょっと今の状態では2人とも期待度0ですかね。

その後は3回に長野が併殺に倒れたり、6回の好機で坂本が倒れたりと、主軸となるバッターがここぞの場面で力を発揮できませんでした。阿部という大黒柱がいないなか、長野・坂本の不調は本当に痛いですね。

その後もあと1本出ない展開が続き、9回大チャンスの場面、代打の神様・石井義の当たりもレフト・中田のグラブに収まりジ・エンド。延長に入ったあとはヒットどころか出塁すらできませんでした。

そして運命の12回裏。先頭打者の小谷野にヒットを許し、嫌な予感。
続く中島卓が送りバント失敗(實松は1塁を指示したのにも関わらず西村は2塁へ投げましたね。その送球がワンバウンドとなりましたが、坂本が好捕。封殺となりました。しかしこれが続いて起こるプレーの予兆となろうとは)。
8番大野が送りバントを成功させ、2アウト2塁…かと思われましたが、ここで西村の送球を藤村がまさかの落球。この極限状況で、1つのミスも許されない状況で、やらかしてくれました。完全に勝利の女神は日ハムに微笑み、飯山は当然の如くサヨナラ安打。試合はあっけなく終了しました。

2試合続けて球審に泣かされた感はありますが、この大舞台でそれは言い訳にしか過ぎません(西本はともかく、小林和なら絶対やらかすと思っていました)。大黒柱を1本抜いただけで倒れるようなチームは日本一にふさわしくない。阿部がいなくても、全員野球で勝利を掴みとれると信じていたからこそ、この敗戦はあまりにも残念でした。小笠原起用などはもう論外。いい加減にしてくれといいたい。確かに功労者かもしれませんが、この大一番。実力主義で起用するしかないし、小笠原の実力を買ってスタメン起用ということであれば、申し訳ないが原監督の眼は節穴であるとしか言えません。私の失言である一人の読者さんからお叱りを受けてから、あまり采配批判、選手批判をしなくなった私ですが、この大一番での小笠原起用は許せない。第3戦の亀井起用にしろ、おかしいとしか思えません。「切り替えるしかない」―そう原監督は言うことでしょうが、果たしてどうなることやら…。

…なんて弱気になっていても仕方がありませんね。私たちファンにできることは応援すること。それしかありません。現地観戦はできませんが、遠い名古屋の地から声を大にして応援します。明日は絶対に勝ちましょう。ジャイアンツ、ファイティン!

P.S.札幌ドームで現地観戦された方、お疲れ様でした。札幌では近年ストレスの溜まる試合が多いですが、今こそ皆様方の出番です。メガホンなど家に置いて、手が痛くなるまでバンバン手拍子して、声が枯れるまで歌い、コールしてください。皆さんの応援に期待しています!

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by inno72 | 2012-10-31 23:33 | ジャイアンツ

奪回 ~GIANTS PRIDE 2023~


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