人気ブログランキング | 話題のタグを見る

敵地でフル活用!日替わりDH…ラミ、隠善、清水、小笠原

 巨人が“日替わりDH”で、20日からの交流戦に勝負をかける。対戦投手の右投げ、左投げに加えて、相性などのデータも重視し、指名打者を決める方針。敵地のみに採用されるこの制度をフル活用することで、超強力打線の威力を最大限に生かすつもりだ。



 まずは、千葉でのロッテ2連戦だ。6連敗中の鬼門を突破し、上位進出への弾みをつけたいところ。篠塚打撃コーチは「これまでも相手が左なら谷、木村拓。右投手なら隠善や脇谷という感じで使い分けてきた。交流戦でDHになっても相手の右、左で代えていく」と打順を固定せずに臨む考えを明かした。先発投手は初戦に唐川、2戦目は小林宏が濃厚。ともに右投げとあり、隠善、清水と左打者のバットに期待がかかる。

 また、左ひざが万全でない小笠原や、守備力に不安のあるラミレスも日替わりで指名打者に起用する。「ガッツはこの期間に万全にしてほしいというのもある。ただ、守りのリズムもあるからね」と篠塚コーチ。ラミレスをDHにして左翼に隠善を抜てきしたり、小笠原の代わりの一塁にゴンザレスを入れるなど、バリエーションを豊富にして戦っていく。

 ロッテ戦を翌日に控えたこの日、野手は完全休養を与えられた。首脳陣は、唐川の投球DVDを持ち帰り研究にあてた。3戦3勝と勢いがある18歳右腕は、ゆったりとしたフォームから伸びのある直球を投げ込む。勢いのある新人だけに、攻略にも全力を注いだ。

 昨年の交流戦では、ラミレスが12球団で5位となる打率3割5分をマーク。谷が3割1分5厘と高打率を記録した。粘りの出てきた亀井、坂本の1、2番コンビに加え、阿部も復調した。「DH制」を最大限に利用すれば、打線に切れ目がなくなる。
by inno72 | 2008-05-20 07:49 | ジャイアンツ

奪回 ~GIANTS PRIDE 2023~


by inno72