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G戦士ヒヤリ…「怖かった」 岩手・宮城内陸地震 

 岩手・宮城内陸地震に巨人ナインも大きな衝撃を受けた。予定されていた楽天戦(Kスタ)に備え、仙台市内のホテルに滞在中、選手たちは激しい揺れに遭遇。坂本は朝食会場へ向かう途中、エレベーターが一瞬、停止する恐怖を体験。原監督も日課の散歩途中、足を取られ、街灯が大きく揺れるのを目撃。大半の選手が初めて経験する震度5強のすさまじさに、試合中止決定後も動揺を隠せなかった。

 坂本にとっては人生2度目の恐怖体験となった。球場に現れると、青ざめた表情で、「めっちゃ怖かったっすよ」と興奮気味に振り返った。
 地震があった午前8時43分ごろ、坂本は寺内、加治前と一緒に、宿舎内にある3階の朝食会場に向かっていた。12階の自室からエレベーターで降りる途中、5階付近で大きな揺れを感じて、緊急停止。閉じこめられた上、エレベーター内の明かりも消え、つかの間、真っ暗に。非常ベルを押したらドアが開いたという。そのまま5階フロアに避難し、3人にけがはなかった。

 エレベーターに同乗していた寺内は「(坂本)勇人と加治前が最初、『風だよ』って言ってましたけど、めっちゃ揺れましたからね」と振り返り、加治前も「怖かった」と声を震わせた。坂本にとっては、兵庫県伊丹市内に住んでいた1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災以来の大きな揺れ。当時は6歳ながらも実際に被災しているだけに、自分よりも周りの被害状況などをしきりに心配していた。

 一方、原監督は選手宿舎から近くの青葉城へ日課の散歩をしている途中だった。不意に足を取られて地震に気づいたという。「かなり驚いた。周囲の看板や街灯がグラグラと揺れていた。すぐに地震と分かった。ホテルに戻ったらエレベーターが止まっていて、13階まで歩いたよ。部屋の中のものは少しだけ落ちていた」と説明した。

 チームに同行している原沢副代表の部屋では、テレビが台から床に落下したという。クルーンはベッドの上で布団をかぶって身を守ったが、部屋の備品は倒れていた。日本最速162キロを誇る強心臓の守護神でも「怖かった」とポツリ。ラミレスは「今までの人生で一番揺れたよ。最初で最後であってほしい」と訴えた。Gナインはこれまでで最大級の揺れを体験して球場入りした後も動揺は収まらなかった。
【スポーツ報知】


坂本は阪神・淡路大震災も経験しているんですね。
by inno72 | 2008-06-15 08:12 | ジャイアンツ

奪回 ~GIANTS PRIDE 2023~


by inno72