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いよいよ日本シリーズ開幕!!

初戦をとりましょう。

≫出場資格者

 ▽投手
  久保、林、上原、豊田、高橋尚、内海、金刃、グライシンガー、西村健、バーンサイド、野間口、藤田、木佐貫、クルーン、山口、越智、栂野、東野

 ▽捕手
  阿部、鶴岡、實松、加藤

 ▽内野手
  寺内、木村拓、小笠原、小坂、二岡、脇谷、李承ヨプ、大道、古城、坂本

 ▽外野手
  ラミレス、谷、清水、鈴木尚、亀井、加治前、松本、隠善


 ≫原監督
  「日本一へ」  2008.10.27
 ついに日本シリーズの出場権を勝ち取ることができました。昨年、優勝しながらもクライマックスでドラゴンズに3連敗。ペナントレース優勝の喜びも吹き飛び、悔し涙が出たのが、つい昨日のことのようでした。今季は同じ相手に雪辱することができました。喜びは格別です。ペナントを制したときも、頭の片隅にクライマックスシリーズをどう戦うかという考えが離れませんでした。そういった点では、優勝を決めたときより、素直に喜びを表現できました。

 相手はドラゴンズです。昨年のクライマックスだけでなく、今季も対戦成績で負け越している相手です。相性でいえば悪いともいえますが、セ・リーグの制覇という点を考えれば、ドラゴンズを倒さなければ、制覇したとはいえません。連覇したとはいえ、2年連続で勝てなかった相手です。せめてクライマックスという大舞台で倒し、日本シリーズに駒を進めたいと思っていました。1勝のアドバンテージがありましたが、あくまでも実際の勝敗で上回りたいと決意を固めていました。試合後、勝敗についてアドバンテージの勝ち星を抜いて話していたのも、そうした私の意地があったからです。

 初戦は痛い星を落としました。反省材料は山のようにありますが、まだ日本シリーズがあるので後日お話しします。2戦目は上原が快投し、小笠原が大活躍し、大勝しました。投打の主軸が実力通りの活躍をしてくれたのですが、上原はこのクライマックス、日本シリーズのために先発に復帰させただけに、期待以上のピッチングを披露してくれたと言っていいでしょう。そして、何よりも嬉しかったのが、3戦目の引き分けです。西村、越智、山口といった若手中継ぎ陣の奮闘です。負けはしましたが、初戦も頑張っていました。クライマックスのMVPは4戦目で勝ち越し2ランを放ったラミレスでしたが、私の中のMVPは、この若き中継ぎ陣だったと思います。今シーズンを象徴するような活躍です。主力選手の活躍は計算に入れていましたが、この若手中継ぎ陣の飛躍がなければ、リーグ優勝も達成できなかったし、クライマックスにも勝てなかったと思っています。

 クライマックスに勝ち、日本シリーズではライオンズと対戦します。ジャイアンツは終盤の追い上げからここまで、厳しい試合がずっと続いています。しかし、緊張するギリギリの試合を経験し、選手たちは私の想像以上に成長しています。ライオンズも、若手主体の元気のいいチームです。きっと激しい試合になるでしょう。日本一を奪回したいと思います!!


by inno72 | 2008-11-01 11:46 | ジャイアンツ

奪回 ~GIANTS PRIDE 2023~


by inno72